陰陽説とは?
陰陽説とは、宇宙のすべての物事を、陰と陽の2つに分類して考える世界観のことです。
この宇宙のすべてのことは、陰と陽の2つに分けられ、陰陽のバランスを保つことで、宇宙が成り立っているという考え方です。
例えば、太陽と月、昼と夜、男と女、天と地、などがあります。
これは、どちらが優れている、劣っている、などと比較するものではなく、どちらもバランスよく存在することが大切なのです。
薬膳では、大きく分けて、体を温める食材(陽)、体を冷やす食材(陰)があります。
例えば、体を温める食材には、唐辛子、胡椒、山椒、にら、にんにく、ネギなどがあります。体を冷やす食材には、セロリ、なす、きゅうり、トマト、ゴボウなどがあげられます。
陽の食材と陰の食材を、バランスよく組み合わせ、季節や、体質にあった食材を選択することが、薬膳の第一歩です。
次回は、五行説について、お話していきます。
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