五行説とは?
五行説とは、宇宙のものごとは、すべて5つに分類され、影響しあい、成り立っているという考え方です。
宇宙のものごと、自然、人間関係など、あらゆることは、木火土金水の5つに分類されます。相互に助け合ったり、抑制したりしながら、バランスをとっていると考えられています。
例えば、薬膳では、五臓が分類されます。木=肝、火=心、土=脾、金=肺、水=腎が当てはまります。
また、それぞれに、酸(すっぱい)、苦(にがい)、甘(あまい)、辛(からい)、鹹(しょっぱい)と、味も分類されています。
大切なのは、5つのバランスを偏ることなく、意識して取り入れることです。
どれかひとつが強くても、どれかひとつだけが欠けても、バランスが成り立ちません。お互いに、助け合い、抑制し合いながら、この世のバランスは、絶妙に成り立っているのだと思います。
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